【人事評価・組織強化のinspire】御社の経営理念は何ですか?①
御社の経営理念は何ですか?
何も見ずに即座に答えられた方、流石です!
大体は覚えてるけど一言一句までは覚えていないと言う方、せっかくの機会なのでこの機に思い出してみましょう!
経営理念があるのは知ってるけどどういうものか分からないと言う方、あまり良いとは言えませんね。ただし、もしかしたらあなただけの問題ではないかもしれません。
経営理念?そんなのあったっけ?と言う方、一度会社に確認してみてください。もし、経営者の方でしたら、一度考えられてみてはいかがですか?
経営理念とはよく、『企業の存在意義や価値観、社会に対する使命などを表明、明文化したもの』と言われています。
何やら難しいので簡単に言うと、「私たちの会社は~を目的に存在している」「私たちは~あるべきだ、~していきたい」「私たちは~を目指して企業を存続させている」、こういった言葉で置き換えられると思います。
話を戻して、実状はどうでしょう?
これは特に中小企業に多いケースですが、経営理念がそもそも存在しない。
経営理念があったとしても、従業員が内容を理解していない。何より、作った経営者が内容を覚えていない。作っただけでそのまま放置されている。これではせっかく時間をかけて作った経営理念も水の泡です。
では、なぜこのような事が起きるのでしょうか?
答えは簡単です。経営理念自体は利益を生まないからです。
「あそこの企業の経営理念は素晴らしいから仕事をお願いしよう」というケースなどほとんどありません。
もちろん、理由があって経営理念を作られていない企業も存在します。「経営理念で従業員を縛りたくない」「はじめからビジョンありきで進みたくない」そういった企業ももちろんあるでしょう。そこは価値観の違いですので、無理に作成する必要はないと思いますが、それはそれで従業員の方にしっかりと説明する必要があるでしょうね。
経営理念は社外に対して、自分達の存在意義、使命を表明すると同時に、社内に対して「私たちはこうあるべきである」「私たちはこれを目指している」と表明するものです。
そのため、作成するだけでは何の意味も持ちません。せっかくなのでもう一度言います。全く意味はありません。何の意味も持ちません。
経営理念は会社の骨となり血となって、初めて存在意義を持ちます。
あるだけの経営理念は経営理念と呼べません。
それでは、どうすれば経営理念を浸透させることができるでしょうか?
長くなりそうですので、この話は次回にしたいと思います。
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